みなさま、こんにちは。
周りからよく「人見知りだよね?」と言われます、ちるです。
はじめましても緊張するけど二度めましての方が更に緊張するタイプの人見知りです。
私の人見知りはもう物心ついたころからでして。
子どものころはずっと親にひっついて離れないひっつき虫。
親からは”だっこちゃん”とからかわれてました(世代がバレますかね)
大人になっていつまでも陰に隠れてるわけにはいかないのでなるべく話そうとするのですが、これがまぁ上手くいかない。
そんな私が人の顔色をうかがわすに行動できるようになった解決策はズバリ”人の顔を見ないようにした”です。
人見知り歴数十年
なんで人見知りするの?って言われたらそりゃあ答えは1つ。
”なにを話していいか分からない”
から話せないんですけど、そんな私(新卒)を見て当時の上司からとあることを言われました。
ちるさんは人の顔色見すぎじゃない?
人の感情の機微に敏感で、会話の途中でその人の機嫌を損なわない言動をしなきゃと必要以上に気にしてしまう。
その結果、何を話していいか分からなくなる。
このスパイラルに陥っているんじゃないか、と。
これを指摘されたのは上司と出会ってまだ数か月のころ。
正直普段はちゃらんぽらんな人(失礼)だと思ってたので、ズバっと言われてびっくりしました。
人の顔色をうかがようになったのはいつからだろう
上司の言葉を聞いて、自分の中でストンっと腑に落ちました。
私が人の顔色を見て動くようになったのは、多分母が亡くなってからだったと思います。
当時、私小学高学年。
家族以外の前ではもじもじ、家の中では内弁慶。そんな子供でした。
私には兄がいます。
その兄は母が亡くなってから精神的に少しおかしくなってしまった時期がありました。
私は精神を患うことなく普通の生活を送っていたので、家族みんな兄にかかりきり。
しょうがないことなんだ。
って自分自身に言い聞かせました。
私だってつらかった。
お母さんがいなくてさみしかった。
第二次性徴が始まる次期で自分の体の変化も怖かった。
本音は、誰かに話を聞いて助けてほしかった。
でも、家族みんな母が亡くなったことでそれぞれダメージを負ってる。
兄は精神疾患も患ってる。
だったら、私まで甘えるなんてできない。
こう思い始めたのが人の顔色をうかがうようになった始まりだったのだと思います。
私と母の話↓
人見知りの原因が分かった。けれどもだ
上司から「顔色見すぎ」と言われたものの、「私は人の顔色見すぎなんですね!じゃあ気を付けます!」で済む問題ではないんですよね。
上司が言ったことは理解できます。
でも、私にとっては”私の感じてることが普通”のことなんですよね。
なんというか、”人の感情に敏感”と言われても私はそう思ってないんです。
その状態が私にとって普通だから。
逆にどう感じるのが上司の言う”普通”なのかが私には分からない。
これは困った。
解決策、顔を見ない
ですが、上司の言葉にはまだ続きがありました。
ちるさんは人の顔色無視するくらいでちょうどいいんだよ
いや、急にそんなこと言われましても。
人の顔色みること自体私が無意識下にやってることだから、顔色みないとか正直無理ゲーなわけで。
それができたらやっとるわい。
でも、その上司の言葉を受けてから自分の中で少しだけ考え方が変わりました。
顔色見ないようにしたいなら、いっそ顔見なきゃいいんじゃない?
自分でも暴論だと思います。
でもね、これが案外効果があったんですよ。
緊張する相手や言いにくいことを話すときはあえて顔を見ずに喉元を見るようにしました。
アンガーマネジメントの6秒ルールってご存じですか。
怒りの感情を覚えたら6秒間我慢する。ってやつです。
多分、それと同じような効果だと思います。
”相手のご機嫌うかがいじゃなく、自分の意思を伝えよう”って思ったらこの行動をする。
そう決めるのが自分の中でスイッチを切り替える意味ですごく有効だなと感じました。
ちょっと無理のある方法だと思っても自分の中でルールを決めてしまうと案外受け入れられるものです。
人にどう思われるか気になって自分の意見が言えない方は自分なりのルーティンを決めてみてはいかがでしょうか。
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